保険を選ぶ前に代理店を選ぶ、という考え方

保険を購入する(加入)する方法

 

保険会社から電話、郵便、インターネットを通じて、直接購入する「通信販売」方式

保険会社の外務員を通じて購入する「外務員」方式

保険代理店を通じて購入する「代理店」方式があります。

また一部の保険商品は銀行窓口や郵便局で契約が可能です。

 

■「代理店」方式について

 

多く行われている代理店方式について考えてみましょう。
保険の代理店は、簡単に言うと保険会社から委託を受けて保険を募集する事を仕事とする人や会社です。

代理店は昔は地主など地域の実力者が多く見られました。その後、保険の大衆化から、保険会社は代理店の数を増やすために、幅広く代理店作りを行ないました。一般企業、自動車販売会社、修理工場、不動産業、ガソリンスタンド、たばこやさん、主婦その他多くの人々が代理店になりました。

世界の流れ、社会の流れ、経済の流れから保険に対する考え方が変ってきました。また、相次ぐ保険会社の倒産。こうして潮流は、保険会社や代理店に対する社会の目を厳しいものに変えました。

保険会社は世界から、社会からその経営効率を問われるようになり、合併やグループ化で経営の合理化を推進することになりました。また、代理店は単なる知り合い、親戚という地縁血縁型の営業は終わり、情報収集能力、問題解決能力、提案能力、業務知識、法律経済など関連知識が求められるようになりました。保険会社からは、従来からの営業力、事務処理能力に加えて、機械設備等への投資能力、労務管理能力などのマネジメント力も求められるようになりました。これに応えようとする代理店は“プロエージェント”と呼ばれています。

今、社会に貢献できない保険会社も淘汰されようとしています。効率経営のために保険会社の社員も合理化の対象となってきました。当然代理店も手数料の自由化や自立化が求められ、それに応えられない「集金するだけの代理店」の淘汰が進んできています。

食べ物は買って食べればその味は分かります。でも保険は購入した時にはその価値が分かりません。損害保険のように、その価値が永遠に分かる時がない場合さえあります。また、「その万一の時」保険が期待していたのとは全く違うものであるリスクはすべてお客様の責任となってしまっています。

貴方は、何を基準にして代理店を選択されていますか?

当社がお勧めする “プロエージェント” の簡単な選び方

  ● 保険を専門に取り扱っている

 法人化しており、複数の体制である

 契約者の立場に立って考えてくれている

 分かりやすく説明してくれる

 保険料の多少に関係ない対応をする

 毎回、新しい提案がある

 定期的な情報提供がある

 保険会社の社員を同行させない  

 連絡がつきやすい

 すぐに返事が来る

 保険契約の内容を法令やルールに即して
  
丁寧に確認、説明する


このような代理店は、まず安心していいでしょう。
あなたが契約されている代理店さんは“プロエージェント”ですか?